看護師として働いた後、保健師の資格を取得して転職に成功したEさん。求人数が少ないとの噂がありますが、それは本当なの?
看護師のキャリアを活かし、産業保健師として働くEさん
私は看護師として病棟に6年間勤務していましたが、3年前に保健師に転職をしました。
医療の補助をする看護師という仕事の面白さも知っていますが、集団に対する病気の予防をする保健師という仕事もやってみたいと興味をもったのがきっかけです。
また、基本的に土日祝日は休みになり、家庭の事と両立できるというのも大きな魅力でした。
そこで、一念発起し1年課程の保健師学校に入学し、保健師の国家資格を受験。なんとか試験にも合格し、資格も取得できたんです!
看護師のキャリアやスキルを活かした転職
できれば行政保健師として働くのが希望でしたが、30歳という年齢を考えると公務員試験にパスするのは難しいかなと思い、企業の保健師に絞って転職活動をしました。行政保健師の採用は、多くの自治体では30歳未満で、制限が緩やかなところでも40歳未満という規定があり、私の年齢では厳しいと判断したんです。
新卒の保健師さんが求められる事が多いと聞いていましたが、中には、看護師経験のある保健師を歓迎してくれる場合もあるんですよ。だから、この年齢で保健師に転身したいなんて思っても大丈夫かと諦めることなくチャレンジしたほうが良いと思います。
非公開情報を利用して就職を
ただし、一方で保健師の募集は限られているというのが現状であり、自分でその枠を探すのは困難だというのが実情でしょう。だから、私は、転職サイトに登録し、そこのコンサルタントに相談して転職先を探してもらいました。求人サイトには掲載されていなかったのですが、事情があり非公開になっていたものを紹介してもらったんです。あるところにはあるんだなと思った覚えがあります。
本気で保健師になりたいと思っている方は、是非利用される事をお勧めします。